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The relaxation program by Balance Therapeutic Science
ホメオストレッチについて
ホメオストレッチについて
BTU 美野田 啓二
日本自律訓練学会2000.10
メオストレッチは生理的なリラクセーション状態に導くために介入する。したがって、そのために重要ないくつかの特徴を取り上げてみる。
① 末梢から中枢へリラクセーション信号を送り、中枢にリラクセーション反応を起こさ
せ、その結果全身の「筋バランス」の回復を図ること目的とする。
② 心理的な影響を強く受けやすいと考えられる抗重力筋群を中心に介入する。
③ 通常のストレッチと異なり、随意筋を不随意(他動)的に操作する。
④ 伸展は関節の可動制限まで運動させず、軟組織の抵抗が強まる個所を基準とする。
⑤ 筋や腱の強化を目的としないので、痛みや不快感を感じる場合は中止する。
⑥ 筋組織に対して与える垂直圧の圧力は4~7キログラムの範囲で実施する。
⑦ ホメオストレッチの介入時間は通常で10分~15分程度である。
ホメオストレッチの生理学的効果
東京大学大学院医学系研究科ストレス防御・心身医学・熊野宏昭
東北大学大学院医学系研究科人間行動学分野・渡辺宙子
宮城大学病院・山内祐一
早稲田大学人間科学部・坂野雄二
BTU・美野田啓二
日本心身医学会:1996.03
ホメオストレッチは1週間に3回という比較的限られた回数であっても、セッション中ではα波の振幅増加によって示される中枢神経に対する生理的リラクセーション効果を持ち、セッションを繰り返すことでは皮膚電気伝導水準の低下によって示される交感神経に対する生理学的リラクセーション効果を持つことが示された。
ホメオストレッチの心理学的効果
東京大学大学院医学系研究科ストレス防御・心身医学・熊野宏昭
東北大学大学院医学系研究科人間行動学分野・渡辺宙子・
宮城大学病院・山内祐一
早稲田大学人間科学部・坂野雄二
BTU・美野田啓二
日本心身医学会:1996.09
ホメオストレッチは1週間に3回という比較的限られた回数であっても、確かに全身の歪みを除き、「筋バランス」を回復するという目的を達成していることが確認された。そして、それに伴って、疲労感の減少と爽快感の増大といった望ましい気分の変化がもたらされたことから、ホメオストレッチが心理的なリラクセーション効果を持つことが示された。
少年院入院者におけるホメオストレッチの効果の検討1
東京大学大学院医学系研究科ストレス防御・心身医学・熊野宏昭
東北大学大学院医学系研究科人間行動学分野・中谷直樹
BTU・美野田啓二
日本行動療法学会:2000.08
本研究では、少年院入所者についてホメオストレッチによる介入効果を調査した結果、筋骨格系の左右の不均衡の改善、外向性傾向の低下、社会適応性の上昇及び妥協性の上昇を示した。
少年院入院者におけるホメオストレッチの効果の検討2
International Journal of Behavioral Medicine
Psychological Effects of the Muscle Relaxation on Juvenile Delinquents
International Journal of Behavioral Medicine
Psychological Effects of the Muscle Relaxation on Juvenile Delinquents
東京大学大学院医学系研究科ストレス防御・心身医学・熊野宏昭
東北大学大学院医学系研究科人間行動学分野・中谷直樹
BTU・美野田啓二
国際行動医学ジャーナル(日本行動療法学会荒記賞受賞)2000.08
ホメオストレッチは非行少年に対するフラストレーション耐性のいくつかの様相を改善すると示唆される。私たちの研究は、非行少年の大きなサンプルを備え、無作為化された試みの治療教育に関する大きなヒントを今後与えていく。
小学生のストレスケア研究報告
東京大学医学部心療内科 宮坂菜穂子
BTU
2004.1~2005.1
小学生児童にも広がるストレス反応を緩和させることを目的として、小学校高学年児童(146名)に対し、リラクセーション法のひとつであるホメオストレッチを行った。7回目のホメオストレッチまでには、全身の筋バランスを整えるというホメオストレッチの本来の効果が現れ、それとともに、心理面のストレス反応であるうつ・不安、不機嫌・怒りの改善がみられた。これにより、小学生児童に対するホメオストレッチのストレス反応緩和における有効性が示された。ホメオストレッチ終了後のフォローアップ期間においても各指標とも悪化せず、効果の持続が示された。
透析室における代替補完療法の試みバランスセラピー導入に向けて
福岡市民病院・村上直子・佐々木千鶴・新垣富美・西本節子・塚崎恵子
ナースデータ:2005
看護師がホメオストレッチを体験し、ホメオストレッチがストレスケアを図るメソッドとして臨床現場への適応の可能性があるか検討するとともに、実用するためにはいかに改善されるのが望ましいか検討することにした。その結果、ホメオストレッチが実用に向けての妥当性があるとしてその方向性が示唆された。
ヒトにおける筋緩和刺激の脳神経反応について
先端医療技術センター
静岡県健康福祉部
Y. Ouchi1, T. Kanno1, E. Yoshikawa2, T. Ogusu2, H. Okada2, K. Minoda3, H. Doi4
第27回日本神経科学大会(大阪国際会議場)2004.9.21~23
HS(ホメオストレッチ)は初期に脳幹、特に中脳を刺激し注意中枢と言われる前帯状回が刺激される。HSで心拍が低下(副交感神経機能が上昇)するにつれ情動神経回路に関わる側座核と前頭葉眼窩皮質の神経活動が高まった。これは、側座核を中心とする中脳皮質神経系の興奮が精神的リラックスの獲得に重要であることが推察される。HSで下側頭皮質と外側後頭皮質、紡錘回の神経活動が上昇したことは、催眠時リラクセーションの脳内表像の出現を意味していると考えられる。
ストレスケア検証・クロモグラニンA変動指標(n=136)
矢内原研究所 長澤晋吾
静岡県健康福祉部
BTU
2005.2
ホメオストレッチが新規スレス指標である唾液中CgAを低下させる傾向を有することを明らかにした。特に精神的ストレスを自覚している被験者の場合に、その傾向が顕著であることが確認された。これらの結果はホメオストレッチによるリラクセーション効果を支持するものである。
"PET"(Positron Emission Tomography)陽電子放出型断層撮影を活用した
バランスセラピー(ホメオストレッチ)による脳内動態の研究
Changes in cerebral blood flow under the prone condition with and without massage
バランスセラピー(ホメオストレッチ)による脳内動態の研究
Changes in cerebral blood flow under the prone condition with and without massage
Yasuomi Ouchi a,*, Toshihiko Kanno a, Hiroyuki Okada b, Etsuji Yoshikawa b, Tomomi Shinke b, Shingo Nagasawa C, Keiji Minoda d, Hiroyuki Doi e
2007.1 Neuroscience Letters(407)ニューロサイエンスレター
ホメオストレッチはこの終脳(脳幹)-扁桃体系に影響を及ぼし、脳の副交感神経性緊張を高め、小脳の有意な相関性については、小脳は視床下部と相互に連結し、自律神経系機能を調節する神経回路に入ることができることから、小脳が副交感神経系の調節に関与していることを示しているものと思われる。
結論として、幸福な気分は扁桃体や楔前部などの帯状皮質後部の賦活と関連していることから、本研究の結果より、ホメオストレッチは、前脳、扁桃体および楔前部の回路網のニューロン活動を調節することによって精神的リラクセーションをもたらすという効果に関する科学的エビデンスが得られた。
過重労働者に対するホメオストレッチの効果の検討
大手企業健康管理センター・産業医・BTU
2008.12
過重労働者に対して、比較的短期間で実施されたホメオストレッチの労働者の心理面に与える効果を検討した。その結果、心理質問票のMOODは、「爽快感のなさ」「抑うつ感」「疲労感」「不安感」に有意な効果が得られ、ホメオストレッチは労働者のメンタルヘルスに有益に作用することが示唆された。また、バーンアウトスコアの高い27人中25人の82.5%に効果を示し、うつ尺度の高い27人中15人の55.6%に効果を示した。
慢性疲労症候群患者に対する1回のホメオストレッチ実施の効果
データ保管:21世紀COEプログラム「疲労克服研究拠点の形成」研究室
関西福祉科学大学健康福祉学部健康科学科. 倉恒弘彦
大阪市立大学医学部附属病院. 渡辺恭良
大阪市立大学大学院医学研究科代謝内分泌病態内科学.田島世貴
横浜国立大学大学院工学研究院. 小泉淳一
2007.11
疲労研究において、これからの大きな課題として残されている疲労対処行動の有効性に対する検討のうち、ホメオストレッチに関してその有効性を検討した(n=16)。その結果、心理質問票(BAS)では、疲労感の変化、気分の落ち込みの変化、イライラ感の変化、不安感の変化、緊張感の変化に有意な改善が示された。また、心拍変動解析による自律神経系の解析結果は副交感神経が活性化され、交感神経が抑制されるリラクセーション状態を示した。
児童生徒のストレス状態の実態把握
支えあう人間関係を育む支援のあり方を求めて
支えあう人間関係を育む支援のあり方を求めて
佐賀市児童生徒理解推進委員会
佐賀市教育研究所
佐賀市教育委員会 学生教育課
2008.
小学校59人、中学校434人の合計493人に対してストレス実態調査を質問票(心の様子16項目・体の様子17項目)で行った。その結果、質問票の得点が高い子どもは、教師から見ても気にかかる子どもであることが多かった。また、普段は何事にも真面目で一生懸命頑張っていると思える子どもが、ストレス過多に該当する場合もあった。
児童にホメオストレッチ(肩の操作のみ)を行うことで、質問票(BTU)の33項目の殆どに改善効果が確認できた。また、朝の時間にホメオストレッチ(肩の操作のみ)を行うことで、心身が楽になりその後の授業やテストにも集中して落ち着いて取り組めた。今後、教育活動への効果へも大きく期待できると考える。
保健室にホメオストレッチを活用して
養護教員
2004.03
1996年~2000年の5年間に公立小学校の保健室を利用した男児41名、女児28名の合計69名についてホメオストレッチの効果の検討を行った。主な主訴は、頭痛、腹痛、気分不良、その他の身体症状であった。保健室の利用後に早退や保健室の再訪率は15~20%である。このような中で、保健室を来訪した子どもにホメオストレッチを実施した場合に、95%が教室へ元気に戻ることができた。筋バランス(姿勢)の改善率は介入した子どもの87%に効果が確認された。













