気づいていますか?あなたの心と体からのサイン。いくつあてはまるかチェックしてみましょう。

5個以上あてはまった方、気づかないうちに、あなたの中にストレスがたまっていませんか?

それは、体内のキラー細胞やマクロファージなどの免疫細胞が、ガン細胞を食べたり壊したりしてくれるからなのです。
しかし、ストレスが高じると、そういう免疫力が弱まってしまいます。その結果、ガン細胞は体内で成長し、私たちの体に害を及ぼす恐ろしいものになってしまうのです。
ストレスが破壊しようとするのはなにも肉体だけではありません。
私たちの心も危険にさらされています。
ヒステリー症や躁うつ病、うつ病、神経症、分裂病はもとより、脳に損傷のあるケースを除けば、精神的な障害は全てストレスが原因と言っても過言ではないのです。
簡単なストレス計測テストをしてみましょう。
まっすぐに立って、目をつぶり、その場で足踏みを50回してください。しばらくしないうちに、ほとんどの人は右か左、どちらかに回りだすはずです。このとき、あなたの意志にかかわりなく回ってしまうのは問題です。
さて、あなたはどれくらい回りましたか?極端な人になると180度回転している人もいますが、回転が、もし45度以上だったら「要注意」のストレス度です。意志と関係なく片方へ回ってしまうのは、脳の疲労によって体の左右で筋肉がアンバランスになっているから。
筋肉の張力や伸長率が左右で異なるために、 緊張度のより高いほうへ体が傾くのです。
心臓がドキドキするのは、新鮮な血液を全身へ大至急送ろうとするからです。 必要となる酸素やエネルギーを補うために、懸命にポンプ運動を行うのです。できるだけたくさんの酸素を取り入れるために、呼吸も早くなります。
万一傷ついても血液の流出を最小限にくい止めようと毛細血管が収縮し、血圧が一気に上昇します。肝臓からエネルギー

の元となる糖がどんどん血液中に放出され、血糖値もうなぎのぼりに高くなります。この危険から身を守るために、生体に自然に起きた変化が、 ストレス反応です。
もちろん、まったく自然に起きるわけではありません。脳の指令にもとづいて起きるのです。危険をキャッチすると、脳は即座に“危ないぞ”というアラームを発します。脳幹から脊髄、脊髄から神経を通して、こ信号は全身へすばやく送られ、瞬間的に自分を防衛する態勢をとらせるのです。
ストレス反応そのものは悪い反応ではありません。生命を守るために備わった素晴らしいメカニズムです。もし、この仕組みがなければ、鋭い牙も爪もない人類はとっくの昔に絶滅していたかもしれません。

野生のサルと違い、私たち現代人が出会うストレスのほとんどは精神的なものです。職場の人間関係に悩んだり、難しい仕事を抱えて夜も眠れないとか、恋人にふられたとか、いずれも筋肉を使って解決できる問題ではありません。 しかし体のほうは、そんなことはおかまいなし。猛獣と出くわしたときと、まったく同じように反応してしまうのです。
クルマでいうとアクセルとブレーキを同時に踏み込んでいる状態といえば分かりやすいでしょうか (現実にはありえませんが・・・)エンジンはフル回転して
いるのに前に進むことができないクルマ。ストレス反応は筋肉を最大限に動かすための態勢づくりなのに、その目的が達せられないわけです。このズレが、体に“ひずみ”を生み出し、私たちのカラダを蝕み始めるのです。ストレスというのは、もともとは物理学の言葉で、物体に外から力が加えられたとき、物体の内部に生ずる力=ひずみのことです。ゴムのボールをぎゅっと押したら形が歪みます。加えた力はゴムの中で過剰なエネルギーとなり出口を探しています。これが歪みの生じた状態です。
猛獣に出会ったサルなら、懸命に逃げるか必死で戦うかすることで、過剰なエネルギーを消費し、ひずみは解消します。しかし精神的ストレスで生じたひずみは、完全には解消されることなく、長いあいだ私たちの中に残ります。これが繰り返されると、ひずみは次第に固定し、生命を維持するための様々な機能に障害が発生してくるのです。