順調な日常を送っていたビジネスマンが、
突然ひどい不眠症や下痢に見舞われる。
食べられなくなったり、会社に出れなくなる。
逆に休日になるとイライラが昂じて、
「周期性不機嫌症」というウソのような病名で
病院にかかったりする。
仮面うつ病も、うつ病がからだの不調として
表れてくる典型である。
人間関係のトラブルで、煮えたぎる憎悪を
自分でも気づかずに放置した場合、
攻撃性が自分に向き始め、
先端恐怖症になって鉛筆も持てなくなる例がある。
過剰適応とはつまり不適応のことであるが、
適応のための仮面が強く、
外からは何も問題がないように見えることが
深刻な問題である。
荘子は「自適」を説明しているが、
「天・あるがまま」の自分を創造することは、
実に厳しい訓練が必要であると思う。
バランスセラピー学の目指す位置は、
自然性。何事も日々の刻々の念である。

2009.05.15
