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「願望から目標へ」

少年院のサクラは、ほとほんどが蕾んでいました。
しかし、この暖かさで一気に開花するでしょう!
授業では、目標はどうして必要か?
ヒトは何故、考えたとおりの体験が出来ないのか?
という課題に取り組みました。
まず、少年たちに「自分は、他人から影響を受けやすいか?」
の質問に、ほとんどの少年が「影響を受けやすい」と答えました。
では、なぜ、受けやすいか?という点が問題です。
少し余談になりますが、私たちは「体を鍛える」ことはしますが、
「心を鍛える」ことに慣れていません。
いわゆる、根性主義や精神論では「心を鍛える」には不足です。
「鍛える」には、トレーニングが必要です。そのトレーニングの
方法が、目標を作り、目標に向かって進むということになります。
本題に戻りましょう。この目標作りを若い時から(あるいは相当な年を
とってからも同様だが)、心のトレーニングとして取り組んでおかなければ、
やわな人間になり、何かあれば依存し、傷つき、座り込んでしまいます。
どうして、目標が心のトレーニングになるかということについて話します。
私たちの目標は、初期の段階で「願望や妄想」です。自分の理想や
都合の良いように組み立てられています。まるで、おとぎの国ですね!
大切なのは、目標を作って行動すると、必ず自分の考えていたことと
実際の体験に「ズレ」が生じます。そのズレを失敗や挫折を考えるのは、
早計です。「ズレ」は必然性なのです。このズレを修正していく、
努力のプロセスが、願望から目標への道となります。
やってみて、自分の不足しているところや身につけなければならないことが
初めて理解できます。まさに、自己成長のプロセスは、理想と実体験の
溝を埋めていく行動になります。
このトレーニングを繰り返し行なうと、自分の考えと現実が一致し始めます。
もちろん、外れることがありますが、何より、自分の「願望」の世界から
いち早く、現実の世界で生きることを選択できるようになるのです。
今日、心を病む人が急増していますが、願望の世界に生きるほど、
人の心を苦しめるものはありません。
BTUでは、自己受容を深く考察していきますが、自己受容の
態度は、目標へ向かって進んでいる者にこそ、相応しい
態度なのです。

プロフィール

ホメオストレッチによる生理学的リラクセーション法を開発した、 ストレスケアの第一人者。BTUの代表。

March 2008

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